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旅行サイト「アゴダ」が予約1件につき200円を観光保全に活用 瀬戸内オリーブ 基金に総額200万円寄付キャンペーン

旅行サイト「アゴダ」の予約で1件200円観光保全に活用 瀬戸内オリーブ基金に総額200万円寄付キャンペーン 画像1
Agoda International Japan 「Travel That Gives Back」キャンペーン

 

 旅行サイト「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.(本社・シンガポール)は、環境保全に取り組む「瀬戸内オリーブ基金」の活動に賛同し、9月12日までTravel That Gives Backキャンペーンを実施している。

 キャンペーン期間中に「アゴダ」の予約サイト(Agoda.com)やアプリを通して、対象のAgoda Homes(アパートや一軒家)を予約すると、1件ごとに200円が瀬戸内オリーブ基金に寄付される。寄付総額は200万円が上限。9月12日までに予約し、21日までにチェックアウトする旅行が対象だ。

 Agoda Homesは、大人数のグループ向けやキッチンなどの設備付きの宿泊施設を提供。日本全国に7077軒(東京1979軒、大阪1721軒、沖縄553軒など)があるという。詳細はキャンペーンサイトを参照。

 「瀬戸内オリーブ基金」は、1990年代に起こった有害産業廃棄物不法投棄事件「豊島(てしま)事件」をきっかけに、建築家の安藤忠雄氏と、豊島事件弁護団長の中坊公平氏が中心となり、2000年の公害調停成立を機に設立。瀬戸内海エリアの環境保全活動に対して資金の助成を行うなど自然環境を守り、再生することを目的に活動している。