カルチャー

お酒を注ぐと変化する ライオン彫刻の江戸切子

 お酒が入っている状態
お酒が入っている状態

 伝統的な江戸切子といえば精緻な文様がイメージされるが、これはお酒を注ぐと底面に刻まれたライオンが側面にも広がっていく、かわいい仕掛け切子だ。このライオンを彫刻した「ライオン切子」(GLASS-LAB・東京、税込み18,700円)が発売された。椎名切子のホームページのほか、東京の銀座三越でスタートした「東京手仕事展 ~暮らしを彩る匠の技~」でも購入できる。

お酒が入っていない状態
お酒が入っていない状態
側面
側面

 江戸切子の技法の一つ「平切子」と、「サンドブラスト」という二つの技術を組み合わせた「砂切子」というオリジナルの江戸切子。平切子を側面に施し、底面のライオンはサンドブラストで彫刻してある。ライオンのデザインは、銀座三越でのイベントを記念したもの。一献傾けながら、かわいいライオンが広がっていくのを見るのは楽しそうだ。