ロボコンのドイツ国際大会 3年ぶりのリアル開催に日本代表13チームが出場

（WRO2019ハンガリー国際大会）

　コロナ禍で止まっていた催しが少しずつ動き出している。世界85以上の国と地域の小中高校生が参加する世界最大級の国際ロボットコンテスト「WRO 2022 ドイツ国際大会」が11月17、18、19日の3日間、独・ドルトムントで開催される。3年ぶりのリアル開催となるこの大会、日本代表選手団は、全国から選抜された13チーム、40人が出場する予定。

　国際ロボコン「WRO®（World Robot Olympiad）」は2004年にスタート、今回が19回目。世界2万8000以上のチーム、約7万5,000人が参加する世界最大級の子どもたちのための国際ロボットコンテストだ。国内では2022年夏に、全国37カ所でWRO Japan公認地区予選会が開催され、1,500チーム以上が参加した。選手は、ロボットのモデルデザインや自律的に制御するプログラムを開発し、与えられた課題を解決する競技に挑戦する。

　選抜された代表チームは、NPO法人WRO Japan（東京）が主催する、2泊3日の「チーム強化合宿」でさらに技術力や表現力を磨き、「チームJAPAN」として結束を固めて11月の国際大会に臨む。