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ハワイで環境問題を学ぶ、小3~高3向けキャンプ 気付きにあふれる6日間

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 のんびりバカンスのハワイもいいが、いつもは楽しむだけの自然を探求の対象にする企画がある。環境破壊が深刻化するハワイに学ぶ「Imiloa Camp(イミロア・キャンプ) 2023春」(ジプロス・東京)が3月31日〜 4月5日の4泊6日間で開催される。1月26日が申し込みの締め切りだ。募集するのは、新小学3年生〜高校3年生。

 ハワイは世界有数のリゾート地だが、気候変動や環境問題ともちろん無縁ではなく、生活排水による海水汚染や海洋プラスチックゴミ問題を抱え、アオウミガメ(ホヌ)やカツオドリなどの野生生物たちは生命の危機に瀕している。スタディーツアーでは、ハワイの野生動物の生態を手がかりに、プラスチックゴミにまみれて動物たちが暮らしている実情や、自然破壊が進行している現状を知り、どうすれば問題を解決できるのかを考えていく。

動物たちの危機を目の当たりにし、解決策を考える
動物たちの危機を目の当たりにし、解決策を考える

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 Imiloa(イミロア)は、ハワイ語で「探検者」という意味。3年間のコロナ自粛期間を経て、子どもたちが伸び伸びとハワイの自然と現状を探究できるプログラム。家族の同行も可能だが、現地では別行動。参加費は税別42万9000円(往復飛行機代、4泊分の宿泊費、現地ガイド・ツアー費用含む。PCR検査が必要な場合は個別に負担。家族の参加費は別途案内)。