カルチャー

動物と話したい子どもたちへ ウマと話すためのひみつ

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 大人だって、できることなら話してみたい。家で飼っているペットだけでなく、いろんな動物と話ができれば、人間の狭い視点や概念が格段に広がるんじゃないかと想像してみたり。与那国島で馬を相棒に暮らす著者が、馬と対話するための入門書を書いてくれた。10月15日に発売された『ウマと話すための7つのひみつ』(河田桟著、偕成社、税込み1,430円)だ。

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 日本で最も西に位置する与那国島には、野生に近いかたちで暮らす「与那国馬」がいる。そこで、馬を相棒に暮らす河田さんが、馬の世界に入り込んで発見した7つのひみつを教えてくれる。「ウマは体の動きで、いまの気持ちを伝える」「きみがウマを見ているとき、ウマもきみを見ている」「ウマが心地いいと感じる距離は、いつも少しずつ変わりつづけている」のほか、「きみが人でも、ウマから馬語で話しかけてもらえる(かもしれない)1つの方法」という魅力的な秘密も公開されている。