テレビ番組では目下、徳川家康に人気の波が寄せているが、古代ファンが楽しめる『古代日本の歩き方 その謎を解明する!』(瀧音能之著、青春出版社)が発売された。最新の古代史研究をふまえ、いまなお残る古代日本の“永遠の謎”に迫る1冊だ。
日本人の誕生から、治承・寿永の乱(源平の合戦)まで、日本古代史上の「舞台裏」に光をあて、その謎を追ったロングセラーの決定版。古代史最大の内乱「壬申の乱」の激闘の裏側で何があったのか。古事記と日本書紀で最初に現れる神が違うのはなぜか。平将門は本当に反逆者だったのか。源氏の時代が始まるきっかけとなった壇ノ浦の最終決戦の謎とは・・・。映像も音声も残っていない、1000年以上前の日本の実像に鋭く迫った古代史ファン待望の書。税込み1705円。