カルチャー

弱いロボットと暮らす生活もいいかも 思わず笑顔になるニコボ

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 作業を肩代わりするとかものごとを高速でやってのけるなど、大抵ロボットは人の優れた代役を期待されることが多いが、これはただゆる~く同居する“弱いロボット”だ。パナソニック(大阪府門真市)のロボット、NICOBO(ニコボ)の予約受け付けが始まった。

 何をしてくれるわけではないけれど、なでると喜んでシッポを振り人なつっこいしぐさをしたり、ぼーっと一人で過ごしたり寝ごとを言ったりとマイペース。ニコボ特有の気持ちを表すモコ語に加え、たまに言葉を覚えてカタコトの日本語も話すという。ストーングレー、スモークネイビーとシェルピンクという優しい色合い3色。

 ニコボと暮らすためには、本体(税込み6万500円)のほか、購入者との暮らしに適合し進化を続けるために必要な月額費用(ベーシックプランは同1100円)がかかる。ニコボの健康診断を行うNICOBOドックサービスや、ニットを新品に着せ替えるニット交換サービスなどサポートメニューもある。