テクニクスのレコードプレーヤーが新色ブラックをラインアップに追加

　パナソニックは、テクニクスブランドのダイレクトドライブアナログプレーヤー「SL-1200G」のブラックモデル「SL-1200G-K」の追加を発表した。この４月に発売した受注限定ブラックモデル「SL-1200GAE-K」が計画以上の販売となった好評を受けたもので、従来のシルバーとともに、ユーザーが使用機器の色に合わせて選べるようになった。発売は８月26日を予定。価格は、36万3,000円（税込み）。

　テクニクスのダイレクトドライブプレーヤーSL-1200シリーズは、現在、20年以上にも及ぶロングセラーで、現在も７代目となる「SL-1200MK7」は音楽ファンやDJファンから世界的な支持を得ている。

　SL-1200Gは同シリーズのハイエンドモデル。ダイレクトドライブは、モーターが直接的にターンテーブルを回転させるので、動作のスタート、ストップの動作が速く、回転ムラも起きにくい。同社では、独自開発のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを採用して、より安定した回転と振動低減を図っている。LP、EPに対応する33 1/3、45回転とSP再生にもできる78回転に対応。

　ターンテーブルはアルミダイカストと真ちゅう、防振ラバーを一体化した３層構造で、微振動を排除してバランスのよい回転をもたらす重量級。カートリッジを取り付けるトーンアームもマグネシウム製で、水平回転軸と垂直回転軸の軸心が一点で交差するジンバルサポートにより、レコードに刻まれた信号を高精度でピックアップするようになっている。