カルチャー

阿蘇の絶景舞台に 和太鼓エンターテインメント

野外劇場TAOの丘、標高1,036m「天空の舞台」
野外劇場TAOの丘、標高1,036m「天空の舞台」

 体を貫くような和太鼓の音。そして日本にもこんな場所があったのかと思うような雄大な舞台。結成30周年を迎える和太鼓エンターテインメント集団「DRUM TAO」(TAO文化振興財団・大分県竹田市)の『野外劇場 TAOの丘』2023年シーズンがスタートした。

野外劇場TAOの丘、標高1,036m「天空の舞台」
野外劇場TAOの丘、標高1,036m「天空の舞台」

 標高1036mの天空の舞台、TAOの丘は大分と熊本の境、くじゅう連山の山裾にある。阿蘇くじゅう国立公園のダイナミックな自然が背景だ。1000年前から行われているといわれる野焼きの効果で、どこまでも美しい草原が続き、40kmほど先にある阿蘇の五岳までほとんど何の建造物も見えない景勝地だ。そこで和太鼓の音を心ゆくまで楽しめる。12月10日まで、大分と熊本を望むロケーションで、金・土・日・月に開催される。