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「家庭教師のトラコ」「年収600万円の人と300万円の人、どっちが幸せ?」 “トラコ”橋本愛の主張は「全世界に向けたメッセージ」「政治家に見てほしい」

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 橋本愛が主演するドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)の第7話が、31日に放送された。

 本作は、謎の家庭教師・トラコ(橋本)が、年齢も抱えている問題もバラバラの3組の母子を救う個別指導式ホームドラマ。遊川和彦氏が脚本を手掛けた。(※以下、ネタバレあり)

 突如、家庭教師を休んだトラコ。彼女の強引な手法が世界を変えるためであることを理解しつつも、不安を抱える秘書の福多(中村蒼)は、トラコと5年前に再会したときのことを思い返す。

 当時、財務省に勤務し、理不尽な上司の下で働いていた福多に、過激な教え方で子どもの家庭教師をしていたトラコは、「年収600万と300万の人は、どっちが幸せ?」と問う。その後、トラコの野望を知った福多は、財務省を辞め、トラコを支えることを決意したのだった。

 一方、家庭教師を休んだトラコを心配していた教え子たちの3家族に、トラコは突然、家庭教師を辞めることを告げる。

 今回は、トラコの目的が「正しくお金が使われる世界を作ること」であることが明らかとなった。

 放送終了後、SNS上には、これについて「でっかい夢を持っているトラコ先生、すごい」「お金が正しく使われるために頑張るトラコがカッコいい。このドラマを政治家に見てほしい」などの反響が寄せられた。

 このほか、「遊川脚本らしい社会風刺が効いていた。橋本愛の長ぜりふには感動した」「年収600万円の人と300万円の人、どっちが幸せって言葉にグッと来た。300万稼ぐのだって大変だよね」「トラコの『防衛費なんかゼロにしちゃえばいい。武器を増やすことを考える暇があったら、世界中の国と仲よくすることを考えろよ。それが人間として本当にやるべきことなんじゃないの』というせりふ、これは全世界に向けたメッセージだな」などの声が投稿された。

「家庭教師のトラコ」 (C)日本テレビ