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渡辺翔太、森本慎太郎に「お前じゃなきゃできない」 熱烈ラブコールで実現した2度目の共演 「DREAM BOYS」製作発表

 「DREAM BOYS」製作発表が31日、東京都内で行われ、出演者の渡辺翔太(Snow Man)と森本慎太郎(SixTONES)、紫吹淳、凰蘭が登壇した。

 本作は、2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、若々しく、パフォーマンス力を備えた最旬のタレントによって演じ継がれてきた舞台公演。子どもの頃から共にボクシングジムへ通う親友で良きライバルだった二人の姿を描く。渡辺と森本は、2023年9月に行われた公演に続き2年連続で出演する。演出は堂本光一が担当する。

 渡辺は、23年にオファーされた際には、「僕なんかがと謙遜していた部分があった」と出演に躊躇(ちゅうちょ)していたというが、「ここにいる皆さんと一緒に、そして光一くんの演出もあり、(昨年の公演を)1カ月終えた後、達成感があり、楽しかった、またやってみたいとプラスな気持ちに変わりました」と話した。

 続けて渡辺は「今年のお話をいただいた時は、僕にやらせていただけるのであればよろしくお願いしますと、迷いなくお返事ができました。『DREAM BOYS』は長い歴史もあるし、帝劇も一旦、クローズするから、一番ゆかりのある方がやるんじゃないかと勝手な考察をしていて、自分の2年目は想像してなかったんです。そんな中でも、声がかかったらやりたいと強い意志があったのでありがたい機会です」と語った。

 一方、森本は今回のオファーを受けて「ノーを出しました」と告白。その理由を「去年やってみて楽しかったんですが、自分の中で納得いかないところがたくさんあったので、そのままステージに立つのはお客さんに失礼じゃないかなと思って、僕じゃない人の方がいいお芝居を届けられるんじゃないかと。(舞台と映像では)演技が全然違うからこそ、(舞台で演じるために)1からやらなくてはいけない。でも、やらなければいけないことがチャンプの役としてできていないんじゃないかという、自分の中での採点結果でした」と明かした。

 そうした中で森本が今回の出演を決めたのは、「翔太に電話して『俺、断るわ』と話したら、『慎太郎とだからやりたい』と言ってくれた。それから、SixTONESのメンバーがもう一回見たいと言ってくれた。メンバーがそう言ってくれるということは、見に来てくれた方もそう思ってくれたということだと思った」からだったという。

 渡辺は、「僕は慎太郎が良かったので、電話して、めちゃくちゃ口説きました。お前じゃなきゃできない、頼むって。慎太郎の気持ちも分かっていたけれど、自分はやると決めていた。じゃあ、誰とと想像したけれど、慎太郎以外全く出てこなかった。だから、俺は慎太郎とやりたいと」と振り返って「(引き受けてくれて)本当にありがとう」と感謝を伝えた。

 舞台は、10月9日〜29日に都内・帝国劇場で上演。

森本慎太郎(左)と渡辺翔太 (C)エンタメOVO