俳優の伊藤沙莉が6月30日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)に登場した。びしょぬれ必至の夏イベント「NO LIMIT!クール・サマー」の開幕セレモニーでウォーターシューターを手に来場者と水を噴射しあい、「びちょびちょになるのって楽しい!」とはじけるような笑顔を見せた。
「NO LIMIT!クール・サマー」は7月1日からで、キャラクターやダンサーが水を噴射しながら練り歩く、びしょぬれ必至の「サマー・スプラッシュ・パレード」や、パレード走行時以外にも一部エリアで打ち水を実施する「クール・スプラッシュ・タイム」など、水を使った涼イベントが連日実施。音楽アーティストとコラボレーションした夜イベント「サマーダンスナイト with HYBE JAPAN」でも、大量の水を使ったびしょぬれ演出がある。一連のイベントが6月30日に、先行公開された。
開幕セレモニーがあったグラマシーパークには、800人ほどが集結。セレモニー前にサマー・スプラッシュ・パレードに参加した伊藤は既にびしょぬれ。「キャラクターやダンサーに見とれているうちに、いつの間にかびちょびちょになっている。全て忘れて没入できる空間は最高で〝超冒険〟になります!」と元気いっぱいに語った。

セレモニーでは、シャワーのように水が降り注ぎ、来場者と伊藤やパレードに参加するキャラクターが、ウォーターシューターで水を掛け合った。再びびしょぬれになった伊藤は、「皆で(水を)打ち合って、めっちゃ楽しかった」と息切れしながらコメントした。

先週に梅雨明けして、夏本番が訪れた近畿地方。大阪市の6月30日の最高気温は34度を超えた。USJはゲストもクルーも安心できる「限界なしの猛暑対策、熱中症対策」を掲げ、塩分タブレットの無料配布や水を使ったイベントのほか、巨大ミストファンを設ける子ども用のウォーターシューティングスペース「メガ・クール・ゾーン」も拡大した。ケヤキの植樹による木陰づくりや人工芝エリアの遮熱対策も行っている。
合同会社ユー・エス・ジェイの鶴隼人サマー・プロジェクト統括ディレクターは、「夏のパークは暑いなと思っている人にも、安心してきていただき、思い出になる夏を過ごしていただきたい」と話した。