1月6日はキリスト教の「公現祭(エピファニー)」。フランスでは毎年、このエピファニーを祝う“王様のお菓子”、「ガレット・デ・ロワ」を切り分けるのが楽しい新年のイベントだ。仏・リヨンが本店の「セバスチャン・ブイエ」(ジェイ・ワークス・東京)は、このガレットの店頭予約をスタートした。
ガレット・デ・ロワの中にはフェーブと呼ばれる陶器製のチャームが入っていて、切り分けた自分のピースにこのフェーブが入っていた人は、王冠をかぶって王様や女王様になって祝福されるというならわし。特に子どもたちにとっては、楽しくて盛り上がるイベントだ。
セバスチャン・ブイエのガレットは、国産バターを練り込んだパイ生地に、フランス産発酵バターを折り込み、さっくりと焼き上げたもの。毎年好評のナチュール(税込み3348円)と、自家製ローストピスタチオペーストと自家製のジャンドゥジャを混ぜ込んだ新作のピスターシュ(同2484円)の2種がある。そして今年のフェーブは森のかわいい動物たち。うさぎやシカ、ハリネズミなどの可愛らしいフェーブと一緒に、新年を楽しく祝おう。