料理は科学だ。素材の分析、熱の通し方、味や食感の変化。分かれば分かるほどおいしいものができそうだ。いつもの料理に革命が起きる「ロジカル調理法」を1冊にまとめた『スーパーの食材で究極の家庭料理』(東山広樹著、大和書房)が発売された。
葉物野菜のゆで時間はたったの3秒。もやしはゆでる前に塩を振る。しょうが焼きは肉を並べてから点火、そしてステーキは極々弱火で。いつものやり方をちょっと変えるだけで料理の腕が格段に上がるかもしれない。肉野菜炒めからおひたしやナムルなど、「家ごはん」が感動的においしくなる「新常識」が詰まっている。税込み1760円。