近江屋(京都市)は、京都のきもの屋さんが手掛ける和コスメブランドとして立ち上げた「絹結」(キヌムスビ)から、「絹結 京友禅ハンドクリーム」と「絹結 加賀友禅ハンドクリーム」を発売した。
パッケージは京友禅作家と加賀友禅作家が実際に生地に染色する形で書き下ろし、それをデータ処理したデザインを採用している。「京友禅『宝尽くし』ラベル」は、さまざまな縁起物が合わさった文様「宝尽くし」から一つ一つ抜き出して、10柄をパッケージに。それぞれに縁起の良い意味合いがあり、全10種類集めると「宝尽くし」の完成となる。「加賀友禅『12か月の花』ラベル」は12柄。加賀友禅で描かれるモチーフは草花が多く、伝統的な五彩(加賀五彩)を使用した色味が特徴。
中身も、各産地(京都・加賀)の特徴を生かしたこだわりの天然由来“和の保湿成分”を配合。例えば、京友禅シリーズには、シルク由来成分はじめ、緑茶・黒豆・酒かす・糖蜜等々。加賀友禅シリーズには、同じくシルク由来成分はじめ、能登の海塩やゆずエキスなどを配合している。ハンドクリームは「ウォータークラッシュ製法」により、肌の上で伸ばすとまるで水が湧き出るように成分が浮かび、それをなじませることで浸透していく。みずみずしくもサラリとした触感。香りは、「絹結 京友禅ハンドクリーム」がグリーンティー、「絹結 加賀友禅ハンドクリーム」がフローラル。内容量30グラム。価格は1500円(税別)。
ECサイト絹結 -キヌムスビ- で販売を始めたほか、全国の着物小売店、和雑貨店でも販売予定。