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まだ普通のQRコード使ってる? 無料で安全、デザイン性もある「QRコード生成 by Toolpods」誕生

 QRコードと聞くと、多くの人は「スマホでURLを読み取ってウェブサイトを開くもの」と考えるのではないだろうか。もちろん、それはQRコードの定番中の定番。しかし、QRコードにはそれだけではない驚くほど便利な活用法がある。ニチコマ(東京都東久留米市)が、安全かつ無料で使える「QRコード生成 by Toolpods」を公開している。

 「QRコード生成 by Toolpods」には、大きなメリットが3つ。まず、Wi-FiのSSIDとパスワードをQRコードに変換することで、カフェやホテル、オフィスなどでパスワードを口頭やメモ書きで伝えなくてもコードを読み取るだけで簡単にWi-Fiに接続できる。次に、イベントや展示会で紙の名刺を大量に交換すると情報整理が大変だが、自分のプロフィール情報をQRコードにまとめて名刺やスマホに保存できるので、相手に読み取ってもらうだけで連絡先交換が完了する。また、イベント受付で QRコードを活用すれば受付待ちの混雑も緩和される。

 そして、意外と知られていないが、防災や緊急時の情報共有ツールとしてQRコードが注目されている。例えば災害時の避難所情報や緊急連絡先、防災マップをQRコード化して貼っておけば、スマホでスピーディーに正確な情報を取得できる。

 しかも、完全ブラウザ内完結の仕組みを採用しており、データが外部サーバーに送信されないため企業の重要データや個人情報、Wi-Fi情報なども安全にQRコード化できる。それでいながら無料というのがうれしい。また、QRコードの中央にロゴを入れたり、色やスタイルを自由にカスタマイズしたりもできる。“特別感”のあるQRコードを簡単に作れることも大きなメリットだろう。