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玉川学園がNBAチーム運営会社とパートナーシップ契約締結 ゲーム観戦や練習見学など予定

NBAチーム運営会社とパートナーシップ契約締結 玉川学園、ゲーム観戦や練習見学など予定 画像1
玉川学園 「MSE社とのパートナーシップ契約調印式」

 

 玉川学園(東京都町田市)はこのほど、全米プロバスケットボール協会(NBA)所属チーム「ワシントン・ウィザーズ」などを運営するモニュメンタル・スポーツ&エンターテイメント社(MSE社)とパートナーシップ契約を締結した。今後、ワシントン・ウィザーズのホームゲーム観戦や練習見学などを予定している、という。

 ワシントン・ウィザーズのホームタウン、米ワシントンDCは、玉川学園にとっては、同園の学生(芸術学部生)が現地の「桜まつり」で毎年、和太鼓演奏を披露するなど交流を深めてきた町。パートナーシップ契約の調印式に臨んだ玉川学園理事長・小原芳明氏は「パートナーシップ契約により、子どもたちには、スポーツや国際親善への関心をさらに深めてもらいたい」と話した。

 調印式終了後、玉川学園の記念体育館でワシントン・ウィザーズの元選手や女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)所属チーム「ワシントンミスティックス」の町田瑠唯選手らが、生徒たちを指導する「バスケットクリニック」が開かれた。参加した玉川学園バスケットボール部員の中高校生約40人が、基本トレーニングやシュート、ドリブル、フットワークなどに関して、一流選手からアドバイスを受けた。

 2021年の東京五輪でバスケットボール女子日本代表の銀メダル獲得に貢献した町田選手は「(バスケットボールを)心から楽しみ、目標に向かって努力をしてほしい」と生徒に語った。指導を受けた男子バスケットボール部キャプテンの大河内輝和さん(高2)は「声を出してのトレーニングを教わるなど貴重な体験ができた」と話した。