電力および環境価値取引プラットフォーム事業のデジタルグリッド(東京都港区)はこのほど、グリーントランスフォーメーション(GX、脱炭素社会に向け経済社会システム全体の変革を目指す取組み)を学べるオンライン学習サービス「GX navi (ジーエックス ナビ)」 β 版(試用版)を、4月にリリース(予定)すると発表した。
「GX navi」は、 隙間時間(最短5分など)にスマートフォンなどで GX について学ぶことができるオンライン学習サービス。学習者は、専門家の解説動画や電子書籍などの資料を自分のペースで学習できるとしている。
学習速度は、Standardコースと短期で学ぶExpressコースを予定。各単元後には確認テストを行うため、理解度や進捗状況が把握できるという。さらにカリキュラムは、実務を理解した団体や専門家、自社のサービスを通じて企業の課題を解決する企業などが監修しているので、実用的な学びを得ることができるという。
同社が「認定再生可能エネルギープロバイダー」(CDP認定)として活動する中で、企業から脱炭素やそれに付随する相談事案を多く受けたため、それらを解決する入口として同サービスの開発に着手したという。コンテンツ開発担当REマネージャーの池田陸郎氏は「豊かな地球の未来に資する情報を、可能な限り分かりやすくオープンに広げることで、情報の格差なく、できることから脱炭素を始められる社会を実現する」としている。