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黒木瞳、笠井信輔アナに“香水の薦め” 男性の香水は「いろいろ想像できるから好き」

 映画『魔女の香水』完成披露舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太、川崎鷹也、宮武由衣監督ほかが登壇した。

 本作は、「魔女」と呼ばれるミステリアスな香水商の白石弥生(黒木)が、夢を持ちながらも将来への希望を失った若林恵麻(桜井)を、香水の力で後押しし、成長させていく物語。

 黒木は「この日を待っておりました。すごくうれしいです。香水の力で、眠っている力を引き出す、生き方も全部変えてくれるような、そんな作品が生まれました。皆さんの明日が変わりますことを願っております」と語った。

 “魔女役”を演じる上で心掛けたことを聞かれると、「70過ぎの役をやっておりますけれども、30歳の役も出てきます。そのへんが“魔女”じゃないですかね」とにっこり。

 宮武監督の要望により、劇中では白髪のウィッグを着用したそうで、「監督の理想とするビジョンに近づけたと思います」と語った。

 また、映画にちなみ「好きな香り」を聞かれた平岡は「ヒノキなどの木の香り」、桜井は「キンモクセイの香り」を挙げた。

 さらに、「普段から香水をつけるか」という話題の中で、黒木が「ちなみに笠井さんは?」と司会の笠井信輔アナウンサーに尋ねると、笠井アナは「私はつけたことがないです」と即答。すると、黒木は「え~! 駄目じゃん」と笑いながら突っ込みを入れた。

 黒木が「川崎さんなんてすごいいい香りがするんですよ」と紹介すると、川崎は「僕は香水が好きなので、仕事現場とプライベートで香りを分けて使ったりします」と説明。

 平岡も「たまにつけますね」と続き、黒木から「ちょっと見習わなきゃ」と言われた笠井アナは「僕だけですね。つけたことがないのは」と苦笑した。

 香水を使用するメリットを問われた黒木は「自分自身につけると気持ちが高揚しますし、男性の方がつけていると『この方はこういう香りが好きなんだ』といろいろ想像ができる。男性の方がこれからもたくさんおつけになるとうれしいですね」とコメント。笠井アナは「参考になります」と恐縮していた。

 映画は6月16日から公開。