舞台「ドリームボーイズ」の公開ゲネプロ&初日囲み取材が9日に行われ、出演者の渡辺翔太(Snow Man)、森本慎太郎(SixTONES)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、ヴァサイェガ渉(少年忍者)ほかが登場した。
本作は、2004年に滝沢秀明氏が主演した「ドリームボーイ」の初演以来、亀梨和也、玉森裕太、岸優太らジャニーズタレントによって演じ継がれて来た、少年達の夢と友情を描く感動作。堂本光一が演出を担当した。
主演の渡辺は、「過去にジュニアとして先輩のバックで出ていた『ドリームボーイズ』に、この大役で帰って来ることができるのは胸がいっぱいです。重圧も感じますし、昨日もなかなか寝付くことができなくて、久しぶりに味わった緊張感です」と心境を吐露。
森本は、「ジュニアの頃に『ドリームボーイズ』に出ていたときは、亀梨和也くんがやられていたんですけれど、すごく憧れの存在で、カッコいいとか、ああなりたいと思いながらステージに立っていたので、(公演の)一カ月間でジュニアの子たちにそう思ってもらえるようになっていかなきゃなと思います」と気合たっぷりに語った。
囲み取材ラストには、先日、ジャニーズ事務所が会見を開いたことを受けて、「ジャニーズ事務所が新体制に変わりましたが、ファンの皆さんにメッセージはありますか」と質問が投げ掛けられた。
これに対し、森本は「僕も会見は見ましたし、すごく複雑なところはやっぱりあるんです。でも、僕たちがステージに立ってできることは、堂々とエンターテインメントをお客さんに見てもらって、新体制ジャニーズを応援してもらえるかどうかだと思っているので、僕はステージに立って最大限を尽くしていきたい」とし、「新体制ジャニーズとして、先がどうなっていくかは、まだよく分かっていないところもあるんですけれど、皆さんに見てもらって、今後の森本やSixTONES、ジャニーズの未来みたいなものを想像して、安心して応援してもらえるように精いっぱい(公演を)頑張ります」と語った。
渡辺は、「今、事務所がすごく大きな転換期を迎えている最中に、今日『ドリームボーイズ』が初日を迎えるという状況の中で、お客さんが変わらず劇場に足を運んでくださることに、本当に感謝しないといけないなと思っています。僕たちタレントができることは、今いただいているお仕事を全力でこなして、お客さんに笑顔になっていただく、それが最善の務めだと思いますので、これからもステージでお客さんを楽しませて、結果で新たな未来を構築できていけたらなと思っています」とコメントした。
舞台は、9月28日まで帝国劇場で上演。