人が生きている限り、悩みは尽きない。「自分はどのように生きたらいいのか?」という悩みの中から、相田みつを氏(1924年5月20日~1991年12月17日)の数々の作品は生まれた。書の道ひとすじで生きた厳しい生活を支える苦労と常に向き合い、その道を歩み続けて間違いないのかという創作上の苦悩も絶えることはなかったというみつを氏。その平易な言葉や文字の背後からは、人間としての苦悩や葛藤がにじみ出ている。そんなみつを氏にとっての「書くこと」とは何であったのかを考える第82回企画展「生きること 書くこと」が、東京・丸の内の「相田みつを美術館 第1ホール」(東京国際フォーラム地下1階)で開催される。開催期間は9月29日(金)から2024年1月28日(日)。相田みつを作品を約80点展示する(英語訳付き)。
期間中の開館時間は10時~17時(10月1日から第2・第4金曜・土曜は19時まで開館、入館は閉館時間の30分前まで)。休館日は月曜と年末年始(12月29日~1月1日)。10月9日(月・祝)、1月8日(月・祝) は開館。入館料は、一般・大学生1000円/70歳以上、中・高校生800円/小学生300円(未就学児は無料)。1月6日(土)~1月8日(月・祝)の期間、新成人は入館無料。
また、2024年2月2日(金)から6月2日(日)には、相田みつを生誕100年記念特別企画展1「みつをはいつ生まれたのか」(仮)が予定されている。