「逢」という文字に込められた思いとは? 相田みつを美術館で企画展「逢 出逢い いつどこで」

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第81回企画展「逢」チラシ

 「いつどこで だれとだれがどんな出逢いをするか それが大事なんだなあ」

 相田みつをは、いつもそう言っていたという。心にささる言葉を独特の書法で書き表し、人々に勇気や癒やしを与え続けた相田みつを。彼の作品は、人と人との出逢いから生まれたといっても過言ではないという。そして「出逢い」について書く時、相田みつをは「出会い」ではなく、必ず「逢」を用いたという。なぜ彼は徹底して「逢」という文字にこだわったのか? この展覧会に行ってみれば、その謎が解けるかもしれない。

 東京・丸の内の相田みつを美術館(東京国際フォーラム地下1階)は6月2日(金)から9月24日(日)まで、第81回企画展「逢 出逢い いつどこで」を開催する。「出逢い」という視点から、約100点の作品(英語訳付き)を展示し、「逢」という文字に込められた相田みつをの思いを探る。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、一般・大学生1000円、70歳以上と中・高校生800円、小学生300円(未就学児無料)。9月18日敬老の日は、70歳以上の人と同伴者1人まで入館無料。月曜休館(7月17日、8月14日、9月18日は開館、月曜開館による振替休日なし)。
 さて、あなたはどんな作品と「出逢う」だろうか。