コロナ禍を抜け出たと思った矢先、能登半島地震によって、石川県の飲食店や観光業、県産品の製造や販売を行う人々は深刻な影響を受け続けている。そこで、東急ホテルズ(東急ホテルズ&リゾーツ・東京)は全国37のホテルで、「石川・能登レストランフェア」を5月10日にスタートする。食を通じて被災地生産者の支援を行う県の、「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」の一環だ。
もちもちとした肉質や甘みが特徴の能登豚をステーキ(名古屋東急ホテル)やカツカレー(金沢東急ホテル)、ポルケッタ(新大阪江坂東急REIホテル)で楽しめるほか、ツヤがあり粘りが特徴の石川県能登産コシヒカリを朝食に用意する(全国7ホテル)など、食材の持ち味を生かしたメニューがあちこちで味わえる。里山、里海の恵みを生かして食材を育む生産者に敬意を込めた食卓。おいしく食べて、それが支援になるといううれしい機会だ。