もうすぐ母の日。みんな“義理のお母さん”にはどんなプレゼントをしているのだろう。高級品の情報メディア「高級ナビ」(secret place・東京)は、インターネット経由で18~69歳の男女合計733人に「母の日のプレゼント事情に関する調査」を行った(3月31日~4月7日実施)。
義理の母へのプレゼントについては、290人が回答。「義理の母と実の母に贈るプレゼントはどちらに気を遣う?」という問いには、62.4%が「義理の母の方が気を付けることが多い」と回答。「どちらも変わらない」が29.7%、「実の母の方が気を付けることが多い」が7.9%だった。義理の母の好みを探る方法は、第1位が「普段使っているものから予想する」が37.9%、第2位が「夫に聞く」が28.6%、第3位が「会話の中でそれとなく聞き出す」23.1%だった。
義理の母と自分の母でプレゼントの予算は、72.4%が「どちらも同じくらいの予算」と答えた。具体的な予算は、義理の母・実の母ともに「3000~5000円未満」が一番多く、次いで「1000~3000円未満」だった。予算は、子どもの年代別(10~20代・30代・40代・50~60代)に見ても、どの年代でも「3000~5000円未満」が最多で、次いで「1000~3000円未満」だった。
どのような点に気を付けてプレゼントを選ぶのかも自由回答で質問。「実の母親は値段が高すぎないもの、義理の母には他の人からのプレゼントに負けないような品にする」(56歳)、「実の母には今一番喜ばれる、実用的なものを考えるが、義理の母には家事などを連想させない実用的すぎないものを選ぶようにしている」(48歳)、「実の母親には好みのものをプレゼントしたい。義理の母親には品質が良く定評のあるものをプレゼントしたい」(47歳)などの声が寄せられた。
プレゼントをもらったことがある母親100人に、母の日のプレゼントで困ったプレゼントがあるのかを聞いたところ34人が「ある」と回答。内容を聞くと、1位は「衣類」(25%)、2位は「コスメ」(19.4%)、同率3位は「食品」「ジュエリー」(11.1%)だった。理由は「靴のサイズが合わなかった」「香水の香りが好みでなかった」「金属アレルギーでもらったジュエリーをつけられなかった」など。贈る側に聞いた母の日のプレゼントにまつわる失敗談では、「母親の好みに合わなかった」「いとこや兄弟とプレゼントがかぶってしまった」などが多く寄せられた。
ところで、義理の子どもがいる母親100人に、義理の子どもと自分の子どものプレゼントのどちらがうれしいか尋ねたところ、「どちらも同じくらいうれしい」が57.0%、「自分の子ども」が38.7%、「義理の娘・息子」が5%。プレゼントをもらう喜びは、子どもとの関係で極端に変わらないことがうかがえる。いろいろ悩んで選んだプレゼントの向こうには、もらう人の笑顔が必ずあるはず!