まめ学

家族を持つと、母親が気になる? 母の日に関する意識と実態調査

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 今年も母の日がやってくる。「普段の感謝の気持ちを込めて、お母さんに何かしてあげたい!」と思っている人も多いかもしれない。女性誌『ハルメク』を発行するハルメクホールディングス(東京)は、50~79歳の女性433人を対象に「母の日に関する意識と実態調査」を実施した。

 調査によると、全体の約7割が昨年の母の日に何かをしてもらっていた。全体の中で、娘がいる人で母の日に何かしてもらった人は75.8%、息子がいる人で母の日に何かしてもらった人は61.5%。娘の方が母の日に何かをする人の割合が高い。婚姻別でみると、未婚の娘からは70.5%、既婚の娘からは76.3%、未婚の息子からは49.1%、既婚の息子からは63.7%。自分が家族を持つと、母親のことも気になるようになるのかもしれない。

 子からしてもらったことで最も多かったのは「贈りもの」で84.8%。母の日の贈りものにかけた平均金額は、実母が8402円、義母が5690円だった。

 贈りもので多いのは、やはりカーネーションのイメージが強いためか「生花」がトップで、「スイーツ・お菓子」、「手紙・メッセージカード」なども目立つ。一方、母の日にしてほしいことを質問すると、「特になにもしてもらわなくてもいい」が35.9%で最も多い。以下「自宅で食事など、一緒に過ごしたい」(29.5%)「一緒に外出を楽しみたい」(27.6%)と続いた。