まめ学

外食ではあえて「卵料理」を注文する人も 「卵料理」について1000人に調査

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 日々さまざまな食品の値上げが発表されているが、身近な食材の「卵」については特に実感している人も多いのでは? ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関するさまざまな調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信しているぐるなび(東京)は、「卵料理」についてWEBアンケート調査を行った。調査期間は5月12日(金)~14日(日)の3日間で、全国の20代~60代のぐるなび会員1000人が回答。

 まず「あなたは卵を使った料理は好きですか」の質問に、「好き」「どちらかといえば好き」と回答した人は約9割で卵料理は圧倒的な支持を得ている様子。今年に入ってから外食で卵を使った料理を注文した人は20代・30代女性で80%を超えており、全体でも70.6%と世代問わず高い数字となった。

 一部の飲食店では卵の供給不足から提供を休止したとの発表があったものの、消費者の外食における注文頻度については「変わらない」と回答した人が8割。ただ、残りの2割の減った理由には“価格上昇”や“取扱休止”など、卵の値上げによる影響が日々の暮らしに出ている様子だった。一方、注文頻度が増えた理由では「自宅で食べる機会が減ったから」との回答が44.9%で最多。価格上昇や取扱休止で、卵の購入や摂食機会が減った影響により、外食で「卵料理」を食べることがより特別感を増し価値ある体験につながっている傾向がみられる。

 自由回答で、卵の価格高騰によって影響があったエピソードについて尋ねると、「ラーメン屋さんで味玉無料サービスがなくなった」(20代男性)、「外食に行ったうどん屋さんで、卵に関連するメニューがなくなった」(20代女性)、「行きつけのカフェのカルボナーラから半熟卵が消えた」(30代男性)、「ホテルバイキングの卵料理が早くなくなるような気がする」(60代男性)などのコメントが寄せられた。