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伊豆から江戸まで巨石を運ぶ“石曳き”の歴史を再現 静岡・東伊豆町で 「石曳き道灌まつり花火大会2023」、石の引き手も募集

石曳き
石曳き

 その昔、江戸城に入った徳川家康の時代の石垣増築の際、ほとんどの部分に加工性や耐火性が良い伊豆半島の石「伊豆石」が使われていた。東伊豆を含め、伊豆の各地の港から船で江戸まで運んでいた「御石曳(おいしびき)」という作業を現代に再現するのが「石曳き道灌まつり」。静岡県東伊豆町の熱川海岸通りで、「第11回 石曳き道灌まつり花火大会2023」が、9月24日(日)18時30分~21時に開催される(雨天の場合は20時40分からの打ち上げ花火のみ実施の可能性あり)。東伊豆町観光協会主催。

 約250人の人たちで巨大な築城石の運搬を体験する「御石曳」や、東伊豆町のゆるキャラ登場、道灌太鼓や地元バンドの演奏、夜店などでにぎわい、手筒花火と打ち上げ花火がフィナーレを飾る。約12トンの巨石の引き手も募集する。当日18時30分~19時50分の間、イベント本部テントで受け付ける。先着順。引き手には「石曳オリジナルタオル・曳き手ハッピ」と「夜店お買物券(500円分)」のプレゼントもある。

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