カルチャー

野菜の魅力を発信 キユーピーが複合型施設を開業

 キユーピーは5月23日、野菜をテーマにした複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」を報道関係者に公開した。関越自動車道花園ICの拠点整備プロジェクトとして、埼玉県深谷市に建設された同施設は今月29日に開業する。
 コンセプトは「野菜にときめく、好きになる!みんなの笑顔を育むファーム」。旬な野菜を収穫できる「体験農園」や、近隣の農家から仕入れた野菜や果物を販売する「マルシェ」、野菜を中心にしたメニューが提供される「レストラン」を展開する。今後はシェフや野菜ソムリエを講師とした「野菜教室」の開催も計画している。
 キユーピーの森佳光執行役員は「野菜は健康のために大切。野菜の魅力を発信することで、厚労省が示す1日の摂取量350グラムの達成に貢献したい」と抱負を語った。
 入園料は無料で、「体験農園」は1人1500円から。営業時間は朝9時から夜7時半(土日祝日は夜8時半まで)。