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冷蔵庫に残されたハンパ野菜をおいしく調理してフードロス削減へ ショートアニメ「#ハンパーズをすくえ!」公開中

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 日本のフードロスの約半分は家庭内で発生している。料理で使い切れなかった野菜を冷蔵庫の中で腐らせてしまった経験のある人は少なくないはず。“Eat Well, Live Well(おいしく食べて健康づくり)”を掲げる味の素(東京)は、野菜摂取量向上活動プロジェクトを展開する中でフードロス問題に着目。冷蔵庫内で半端に残される野菜たちを捨てずにおいしく食べることを提案する「#ハンパーズをすくえ!」を公開している。

 人間から忘れ去られ、冷蔵庫の中で寂しく暮らすハンパに残った野菜と果物が日々どんな気持ちで過ごしているのか。日常生活でありそうな出来事になぞらえながら、その気持ちを代弁した全5話からなるWeb動画だ。ピーまん、きゅうりん、ハンパプ先輩、泣きジャガ、リンゴ博士など9種類のキャラクターが登場する。

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 そんなハンパーズたちの声を担当するのは、斉藤壮馬さん。アニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の緋村剣心役や「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」のレーン・ハイム役などで知られる人気声優だ。一人で9役の野菜の声を演じ分けている。「ハンパーズの表情が印象的でした。自分をうまく使って調理してほしいという感情のベースが共通している中で、キャラクターごとの特色を表現するのが難しくも楽しかったです」とのこと。

 特設サイトでは、動画には登場しないハンパーズも見られるのでチェックしてほしい。この機会に、ユニークな彼らを通してフードロス削減に貢献してみては?