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オレンジの皮+3Dプリンター=? ミラノ発、サステナブルな「オレンジランプ」!

オーミー・ザ・オレンジランプ
オーミー・ザ・オレンジランプ

 毎日料理をしていると、結構な量の野菜・果物の皮が出るのではないだろうか。そのたくさんの皮、普段はどうしている? 家庭でコンポストでもしていない限り、生ゴミとして捨てている人が多いと予想するが、野菜・果物の皮もれっきとした資源だ。

 イタリアのスタートアップ企業「Krill Design」は、オレンジの皮の新素材だけで作ったインテリア「オーミー・ザ・オレンジランプ」を開発。日本の代理店である「堀越商事」(福島県いわき市)が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で予約販売を行っている。

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 環境問題に取り組むKrill Designは、イタリアで廃棄されているオレンジの皮を有効活用しようと、オレンジの皮だけで作る新素材「RekrillOrange(リクリルオレンジ)」を開発。オレンジの色味や質感を残しつつ、心地よさを感じることができるインテリアとして「オーミー・ザ・オレンジランプ」を商品化した。使用素材は、シチリア島で収穫されるオーガニックオレンジ100%。3Dプリンターを使って、土に埋めると自然に返るサステナブルなランプを作り上げた。一つのランプに使用している皮はオレンジ2~3個分。

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 一般販売価格は税込み18,800円(予定)。ただし同サイトでは、30%オフの同11,800円や20%オフの同13,400円など、6月19日(日)まで割引価格で販売、6月下旬ごろ商品を発送する。
 同社のコンセプトは、“ゴミを宝物に(Trash to Treasure)”。