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82歳のおろし金革命! おろし金の概念を覆した薬味おろし「R30」がMakuakeで先行販売開始

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 料理や食事の際に、ワサビや大根をすりおろす「おろし金」。刃物の中でも徹底した精密さを求められる理美容バサミの国内トップメーカーであるシゲル工業(新潟県燕市)がMakuakeで11月15日まで先行発売する「R30」は、おろし金の概念を覆すおろし金だ。日本のモノづくりに特化したオンラインショップ「CRAFT STORE」を運営するニューワールド(福岡市)との共同企画。

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 通常のおろし金は手の往復運動でおろすことができるよう2つの方向に刃が付けられているが、「R30」は一方向に動かした時だけおろせる刃付けで、刃を一方向だけに絞ることで、余計な力を使うことなく、スムーズに気持ちよくおろすことができる。また、おろし刃の先は、受け皿となるボウル状になっていて、一方向ではおろす、逆の動きではかき集める動作になるため、自然とボウルの中におろしたものが集まる。さらに、片手に収まるコンパクトなサイズ(長さ13cm×幅5.8cm×高さ1cm)なので、引き出しにしまいやすく、サッと手に取れる場所に吊るしても邪魔にならない。丈夫なステンレス製なのでさびにくく、刃が全て同じ向きを向いているため水で流すだけで残った食材が落ちやすいから手入れも簡単。

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 開発したシゲル工業の創業者であり現会長の藤田茂さんは、「俺はいま、82歳にしておろし革命の真っ最中だ」と商品に自信を見せる。刃の種類が異なる「W」と「G」という2タイプがあり、「W」はWasabiの頭文字でワサビに適した0.3ミリという低めの刃付け。「G」はGingerもしくはGarlicの頭文字で、大きさや形状の違う3種類の刃を付けることで立体感のある食感、香りを引き出せる。仕上げの「ちょいおろし」で薬味や香りを添えれば、いつもの料理も格段においしくなる!