仏デンタルモニタリングが日本進出 AIを活用した遠隔モニタリングソリュー ションを販売

デンタルモニタリング・ジャパン

 

　遠隔診療ソリューションのデンタルモニタリング （本社フランス・パリ）はこのほど、AIを活用した遠隔モニタリングソリューションなどで日本へ進出すると発表した。アジア市場参入の足がかりとする。

　同社は日本での製造販売承認を取得。日本法人のデンタルモニタリング・ジャパンを設立し、10月から一連のインテリジェント・ソリューション販売を開始した。

　また販売する遠隔モニタリングシステムの「ScanBoxpro」とその専用アプリは、主に矯正歯科治療で使用され、自宅に居ながら担当医とAIによるオンライン診療が可能で、通院回数の削減や口腔（こうこう）内異常の早期発見が可能だという。最高経営責任者（CEO）のフィリップ・サラー氏は「先端技術と人工知能の分野で最もダイナミックな市場の一つである日本市場に参入できることはとても喜ばしく思う」とコメントしている。