冬の雑木林はコナラやクヌギの葉が落ちて見通しが良くなり、鳥たちがとても見つけやすくなる。海外から渡ってくる冬鳥を観察できるのも、この時期の野鳥観察の大きな楽しみ。東京・多摩市の都立桜ヶ丘公園で2月4日に「自然観察会」を開催する。“野鳥の暮らす公園を知る”絶好の機会だ。多摩丘陵で活躍する丘陵地ボランティアや野鳥に詳しいスタッフの解説を聞きながら、冬の桜ヶ丘公園を散策してみては。
「自然観察会」では、丘陵地ボランティアの佐々木篤子さんや、動植物に詳しい東京都公園協会職員の野口真麿子さんを講師に迎え、冬枯れの桜ヶ丘公園で冬鳥を中心とした自然観察を通し、生物多様性について学ぶ。
当日の集合場所は都立桜ヶ丘公園サービスセンター前で、9時30分受け付け開始。9時45分に出発し、12時に解散予定。対象は小学生以上で、定員は15人(先着順)。小学生は保護者同伴での参加を。参加費は1人当たり50円。動きやすい服装や靴で、雨具、飲み物、防寒着、双眼鏡(持参できる人のみ)を持参する。申し込み、問い合わせは桜ヶ丘公園サービスセンター、電話042-375-1240(9時~17時)、またはインターネットで。