東京・天王洲で開催中の「動き出す浮世絵展 TOKYO」(寺田倉庫G1ビル)。まだ見に行っていないなら、こんな催しと一緒にいかが。2月19日(水)から3月4日(火)まで、アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」(寺田倉庫・東京)で、「動き出す浮世絵展」と連携した企画「WHAT CAFE EXHIBITION vol.40:NIPPON ART NOW」が開催される。現代アーティスト16人の作品の展示や販売のほか、日本の伝統工芸技法を用いたアート制作のワークショップなどもある。営業時間は11時~18時(最終日は17時閉館)、入場無料。
「動き出す浮世絵展」は、葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したデジタルアート作品として描き、立体映像空間で浮世絵の世界に没入できるイマーシブ体感型デジタルアートミュージアム。連携企画では、日本人が古くから育んできた芸術文化や信仰、暮らしに深く根付いた「コト・モノ」をモチーフに、現代アーティストがこれらを現代的な感覚で再構築した作品約150〜200点を鑑賞できる。
ワークショップ「イワミズアサコと作るキメコミアートの世界」では、伝統的な木目込み人形の技法からヒントを得た新しいアートワークを楽しめる。開催日時は、2月22日(土)・23日(日)の両日ともに(1)11時~12時、(2)15時~16時。定員は各回8人。対象年齢は8歳以上(8歳未満の子どもは保護者のサポートで参加可能)。料金は税込み3300円。予約はPeatixで受け付けている。