昭和世代には「懐かしい」モノだが、カセットテープの使い方が分かる世代はどのあたりまでだろうか。東京のハンズ渋谷店(ハンズ・東京)では、「生活編集図鑑」プロジェクトとして訪れた人に体感してほしいイチオシコーナーを大幅にアップデート、デザインマンホールグッズや中古ラジカセ、ブランクカセットテープなどの販売を始めた。一点ものもある。懐かしい~という人は早めに行ってみよう。
B1Aフロアでは、「訪れた人が日本のデザインマンホールは面白いと感じる場所」をコンセプトに、デザインマンホールグッズを多数展開。マンホールブームの仕掛け人でマンホールカードの生みの親である山田秀人氏が監修している。1Bフロアでは、70~90年代のカセット黄金時代の中古ラジカセや中古ブランクカセットテープを販売する。ラジカセは一点一点丁寧にレストアされており、デッドストックのカセットテープは全て一点もの。
2Aフロアには謎解きPOPUP。初めての人から謎解きファンまで、幅広く楽しめる3つの体験が用意されている。フロアごとに異なるテーマで構成され、らせん状の階段が印象的なハンズ渋谷店を巡る周遊型謎解き「感情の塔」を体感できる。2Bフロアは推し活☆パラダイス。最新トレンドにも対応した推し活グッズの常設コーナーだ。
既存売場もアップデートしていて、例えば1Cフロアには「とことん試せるトラベルグッズコーナー」がある。購入前にトラベルグッズを実際にカバンに詰めて、サイズ感を試せるほか、宿泊数に合わせたパッキングの目安や、パッキングのコツも伝授。ネックピローも飛行機や新幹線をイメージした背もたれ付き椅子で実際に使用感をテストできる。