カルチャー

300年の歴史が燃える富山県南砺市の「福野夜高祭」地元案内人と巡る特別観覧プランの販売がスタート 

 「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声とともに、高さ6メートル以上の大行燈(おおあんどん)が街中を練り回り、勇壮な夜高太鼓が打ち鳴らされる。5月1日(金)〜3日(日・祝)、日本ユネスコ未来遺産の「福野夜高祭」が富山県南砺(なんと)市で開催される。南砺市観光協会が、特別な観覧席で祭りを見られる5月2日の特別観覧プランの販売をスタートした。税込み1万円。

 福野夜高祭は、300年以上も続く歴史ある伝統的な祭りで、南砺地方の春の風物詩。福野神明社の氏子である上町・七津屋・新町・浦町・辰巳町・横町・御蔵町の中央に位置する「銀行四つ角」周辺を中心に、各町の大小色鮮やかな行燈が行き交う。太鼓と笛の前触れもにぎやかに、20本あまりの行燈が町内の若衆ら担ぎ手によって市街地を勇壮・優美に練り回る。

 最大の見どころは、「引き合い」と呼ばれる互いの町の行燈を激しく壊し合う儀礼的なケンカ。行燈がすれ違う際に、相手の行燈に飛び乗ったり、釣物(ツリモン)を引っ張って叩き壊したり、激しく勇敢に壊し合う様子は迫力満点だ。

 特別観覧プランでは、この引き合いを間近で堪能できる夜高茶屋や、地元食材を使った特別なお弁当を食べながらの観覧ができる「夜高まちかどラウンジ」の利用ができる。祭りの前には地元祭関係者が案内する福野夜高祭も楽しめる。