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田中圭「雨宿りのシーンなんてズキュンです」 天才俳優犬ベックの“一人芝居”に脱帽

田中圭「雨宿りのシーンなんてズキュンです」 天才俳優犬ベックの“一人芝居”に脱帽 画像1

 映画『ハウ』完成披露上映会が1日、東京都内で行われ、田中圭、池田エライザ、渡辺真起子、モトーラ世理奈、長澤樹と犬童一心監督が登壇した。

 本作は、「ワン」と鳴けない犬・ハウと、ちょっぴり気弱な青年・民夫(田中)が絆を紡ぐ様子を描く。この日は、ハウを演じた俳優犬のベックも駆け付けた。

 田中は「暑さ燃え盛る中、完成披露に来ていただきありがとうございます。すごく温かい映画が出来上がりました。短い時間ですが、楽しんで、最後は幸せな気持ちになって、映画館を出ていただけたらと思います」とアピールした。

 続けて、ベックの紹介を頼まれた田中は、しゃがみ込んでベックにマイクを向けると、「どうも天才俳優犬のベックです。ハウをやれて幸せでした。みんなありがとう」とベックの気持ちを代弁。そんな田中の頬をベックがペロリとなめて、会場を沸かせた。

 「すごく素直なベックの自由奔放さに癒やされながらの撮影でした」と振り返った田中は「特に感動したシーン」を尋ねられると、「完成作を見たときに、そこにベックがいなかった。『ハウじゃん。おまえ』みたいな…」と明かした。

 さらに、「ハウが途中で“1人”になったときに、ちゃんと1人でずっと芝居をしている。あれは、すごいなと。『フゥン…』と鳴いている雨宿りのシーンなんて、(胸が)ズキュンです。これは皆さん、覚悟した方がいいです」とベックの演技を褒めた。

 また、映画にちなみ、「心癒やされる存在」について問われた田中は「すごいベタでいいんでしたら、赤ちゃん」と回答。

 「最近、友達のところに赤ちゃんが生まれて、すっごくかわいい。ズルいんですが、(自分の子どもではないので)ちょっと責任が違う。ただただかわいがればいい。何の責任も感じず『かわいい~!』とできるので、すごく癒やされます」と笑顔で話した。

 映画は8月19日から公開。