日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)の第5話が、24日に放送された。
本作は、未来への希望と活力に満ちた高度経済成長期の長崎県・端島と、どこか閉塞感が漂う現代の東京。70年の時を超え、2つの異なる場所をつなぐ若者たちと家族の物語。(*以下、ネタバレあり)
現代。いづみ(宮本信子)の家に、DNA鑑定の結果が届く。果たしていづみと玲央(神木隆之介)に血縁関係はあるのか。次々と明らかになる真実。2018年に生きるいづみは一体誰なのか?
1958年12月。「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、一平(國村隼)や進平(斎藤工)たち鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行おうとしていた。
しかし鉄平(神木・二役)たち鷹羽鉱業側は、鉱員たちの要求を退け、鉱山のロックアウトを実施。ロックアウトされると賃金自体が出ないため鉱員たちは生活に困るのだ。
父や兄、そして家族同然に思う鉱員たちと対立するという不本意な事態に、労働組合制度の仕組みに疑問を持つ鉄平。そして鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満がまん延していた。そんな中、リナ(池田エライザ)は進平に、自身の悲しい過去を語り始める。
放送終了後、SNS上には、「玲央はリナと進平の孫なのか? 鉄平は朝子(杉咲花)と一緒になるが閉山前の陥落事故で命を落とし、朝子は賢将(清水尋也)と再婚? 賢将が端島をヒントに屋上庭園の会社を起業した? リナは今後も命を狙われる?…。次回も楽しみ」「DNA鑑定の結果を見ると、鉄平と朝子の恋は実らなかったということ? いや待て待て、鉄平と玲央が似ているからといって、鉄平が玲央のじーちゃんだとは限らんか。早まるな! 考察するにはまだいろいろなことが足らな過ぎる。このドラマ沼深し」といったコメントが上がった。
また、「孤立した賢将に、鉄平のお父ちゃんが『こいつは息子のようなもの』と言って、子どもの頃のように『カレーを食べに来いよ』と賢将の顔を汚しながら言うシーンで涙腺が崩壊した」「いづみの孫たちが玲央と一緒に“鉄平を探せ!”をしているの見たらほっこりとした」「玲央といづみの孫たちが端島の歴史を調べているシーンが、野木亜紀子さんが訴えたいことではないか」などの声もあった。
そのほか、「斎藤工がやば過ぎる」「端島パートは鉄平の日記を基に進んでいる。全体の物語をつなぐ主人公の鉄平はやはり受けの芝居がうまい神木くんならではのキャスティングだと納得する」などのコメントもあった。