エンタメ

「嘘解きレトリック」「『君という人がいてくれて僕は幸せ者ですね』って、もうこれはプロポーズだろ」「何て幸せで優しい世界。本当に大好き」

 ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。

 鈴鹿央士と松本穂香の共演で、都戸利津氏の人気コミックを実写ドラマ化した本作は、昭和初期を舞台に、貧乏探偵と人のうそが聞き分けられる奇妙な能力者が活躍するレトロミステリー。(*以下、ネタバレあり)

 左右馬(鈴鹿)が留守中の探偵事務所を端崎馨(味方良介)が訪れ、鹿乃子(松本)に、スリや置き引きの注意喚起を促すビラ配りを手伝ってほしいと頼む。

 馨は、先日駅で財布をスラれたという婦人に頼まれ、片道分の切符代を貸したという。すると、そこに帰ってきた左右馬が「それは寸借詐欺の手口だ」とくぎを刺す。それでも馨は婦人を疑う様子はなかった。

 そんな中、くら田で達造(大倉孝二)と八百六の六平(今野浩喜)がけんかをはじめ、左右馬と鹿乃子はヨシ江(磯山さやか)から仲裁を頼まれる。

 左右馬は達造と六平、ヨシ江を一人ずつ事務所に呼んで事情を聞くが、鹿乃子には3人の話がうそとは聞こえない。鹿乃子は自分にはうそが聞こえる能力がなくなってしまったではないかと考えるが…。

 放送終了後、SNS上には、「いつもはうそを聞き分けて事件を解決するんだけど、今回は誰もうそをついていないからこそ、人を信じることの大切さを再確認する話だったのでとてもよかった」「うそを見抜く能力がない一般人はどうやって人と付き合っているのだろうと考えさせられる内容だった」「鹿乃子の能力が事件解決のための単なる道具ではなく、鹿乃子が能力と向き合うことが話の軸になっていたのがよかった」といったコメントが上がった。

 また、「探偵助手として頼もしくなってきた鹿乃子くんとそれを見守る先生の関係が揺るぎないものになってきてニコッ」「『君という人がいてくれて僕は幸せ者ですね』この言葉にうそがないのはやば過ぎる。もうこれはプロポーズだろ」「この2人、恋人をすっ飛ばして、もはやおしどり夫婦感がある」「祝先生と鹿乃子くんの男女バディのまた新しい形にキュンとしている」などの声もあった。

 そのほか、「鹿乃子と先生の優しさにグッときた。人を信じるって大事だなって改めて思った」「もちろん原作がそうなんだろうけど 登場人物がみんな優しくていい」「何て幸せで優しい世界。本当に大好き」などのコメントもあった。

(C)フジテレビ