年が変わって気持ちを一新しても、世界情勢はもちろん簡単には変わらない。だんだんチョコレートの話題が増えてくる季節、カカオ生産地の子どもたちを支援する活動がある。森永製菓(東京)の「1チョコfor 1スマイル」。年一回の特別期間が1月4日にスタートしている。
2008年から続いている活動で、これまでの支援総額は約3億1772万円(2024年2月時点)。支援パートナーの国際NGOプラン・インターナショナルなどを通じて、ガーナなどカカオの国の未来を担う子どもたちの教育環境の改善や児童労働問題への取り組みを支援している。年間を通して行う寄付に加えて、1月4日~2月14日に特別期間が設けられており、対象商品の売り上げ1個につき1円が支援にあてられる。対象商品は、カレ・ド・ショコラ各種、ダース各種、小枝各種、カカオの力チョコレート、ミルクココア、カカオの力(ココア)、板チョコアイス、パキシエル。
また、横浜市鶴見区にある見学施設「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)」では、“1チョコ for 1スマイル MORIUMキャンペーン”を1月10日から始める。通常のモリウム見学ツアーに、カカオ産地の状況や「1チョコ for 1スマイル」の取り組みを伝えるパートを追加。ミュージアムショップでは、現金での寄付1口100円でステッカー2種をプレゼントする。見学の対象は小学生以上で入館は完全事前予約制(無料)。見学のお土産に「44本小枝<ミルク>」をプレゼントするほか、各種企画を用意している。