グルメ

G7サミットのデザート 和洋温故知新がテーマ

ワーキングディナー提供デザート
ワーキングディナー提供デザート

 各国の首脳が集まるサミット、会議の中身や成果はもちろんだが、首脳たちがどんな食事をしていたのかもちょっと気になるところ。今回のG7広島サミットでのワーキングディナーのデザートをご紹介しよう。「瀬戸醤油(しょうゆ)香る備前大納言と和三盆の羽二重蒸し」「三次米薫る雷おこし」「紅葉饅頭(まんじゅう)」そして「八朔(はっさく)大福」だ。

宮島プリン
宮島プリン

 東京都文京区の洋菓子店パティスリー ドゥ ボンヌ オーギュルの鈴木シェフが、広島瀬戸内の食材を使って平和への祈りを込めて作ったデザートだった。「瀬戸内デザートを世界に」「和洋温故知新」がテーマ。これらをアレンジしたものが一般にも販売される。ひとつは「宮島プリン」(税込み580円)。和三盆を加えた上品な甘さで、カラメルに瀬戸しょう油を加えた。仕上げに大納言と抹茶味のラングドシャを添えて、1つの器からさまざまな味わいを楽しめるプリンになっている。

福寿の種
福寿の種

 「福寿の種」(同350円)は、種の形をモチーフにした焼き菓子。パウンドケーキの素材をベースに白あんを練り込み、中央に小豆あんを入れ、和菓子の風味を楽しめるデザートに仕上がっている。

 販売はパティスリー ドゥ ボンヌ オーギュル(東京都文京区湯島2-23-13 グレースカトレア1F Tel 03-6826-9168)。