カルチャー

「動き出す浮世絵展」開幕 五感で浮世絵の世界を楽しめるコラボコンテンツも

 絵を見ているだけで動的な北斎の作品、動くデジタルアートになるとその躍動感は数倍にもなる。東京・天王洲の寺田倉庫 G1ビルでは12月21日(土)から、浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」(テレビ東京・BSテレビ東京・日本経済新聞社・時事通信社・一旗・テレビ愛知)が開催される。期間中、周辺の施設では浮世絵を体感できる特別コンテンツも楽しめる。

 展覧会では、葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使、グラフィカルなデジタルアート作品を楽しめる。

 浮世絵に関連したワークショップや食、宿泊などの関連企画も多い。画材ラボ「PIGMENT TOKYO」では、浮世絵で多く用いられた「ベロ藍」を作り、彩色するワークショップを100人限定で開催。アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」では、‟赤富士オムハヤシ”など浮世絵をモチーフにしたコラボメニューを楽しめる。天王洲運河に浮かぶ水上アートホテル「PETALS TOKYO」には、和朝食と展覧会の鑑賞チケットが含まれた宿泊プランがある。  開催日時は12月21日(土)~2025年3月31日(月)、9時30分~20時(最終入場19時30分)。入場料(当日券)は、大人2700円、子供(4歳以上中学生以下)1200円、学生(高・大・専門)1900円、シニア(65歳以上)2500円、3歳以下入場無料。障がい者等割引券の設定あり。