地球上の生命が存在するための環境をつくり出す「植物」と「菌類」。食物や酸素を作り出し、気候を調整し、動物に生息地と食べ物を提供し、人間が本や服や家具、家を作るのに使われる持続可能な資源を生み出している。植物と菌類が地球上のあらゆる生態系の基盤を形成している壮大な仕組みを分かりやすく解説する『まるごとわかる! 植物と菌類のサイエンス大図鑑』(河出書房新社)が、6月24日(火)に刊行される。
イギリスの出版社・DK社編、清水晶子氏訳。大判のスーパーリアル・イラスト55点、写真570点、図解・地図・グラフ145点を収録、最新の研究成果も満載した植物と菌類の決定版図鑑だ。世界中の植物と菌類の種類やしくみ、生き方を、楽しく分かりやすく紹介。対象年齢は9歳から。B4変型判(本文天地301×左右252mm)、208ページ。税込み4378円
「花はどうして色あざやかで、みつや果物はどうして甘いの?」「食虫植物はどうやって獲物をおびき寄せて殺すの?」「植物は動かないはずなのに、どうして世界中にあるの?」「植物でも動物でもないきのこはどうやって生きているの?」「パンやしょうゆ、チーズができるために、どうして菌類が必要なの?」――。そんな疑問への簡潔で詳しい解説を通して、自然界の不思議や、植物や菌類のすごさを実感できる。動物とはまるでちがう生き方をする「植物」、そして不思議な生きもの「菌類」。それぞれの素晴らしい世界と働きを知る探検の旅に出かけてみよう。
