「浴衣をもっと気軽に、おしゃれに楽しみたい」というニーズに応えるユニークな和装アイテムが、京都で誕生した。豊彩(京都市)の和装ブランド「KIMONOMACHI(きもの町)」は、作り帯(Obi)とポシェット(Pochette)を一体化したオリジナル商品「Obichette(オビシェ)」の予約販売をこのほどスタートした。
近年、着付け不要で洋服感覚で着られる「ワンピース浴衣」が人気で、KIMONOMACHIでも2025年からオリジナルの「2wayカシュクールワンピース浴衣」を展開し、好評を博してきた。一方で、「暑くなったら上衣を脱いでワンピース姿になれるのは便利だが、脱いだ上衣を持ち運ぶためのバッグが必要になる」という新たな悩みも浮上していた。
こうした声を受けて開発されたのが「オビシェ」。見た目は、プリーツ加工を施した兵児(へこ)帯生地を使った上品な作り帯。リボンの上にたれが重なる「みやこ結び」風のデザインで、大人かわいい浴衣コーディネートを演出する。この帯を広げると内部から折り畳み式のバッグが現れ、浴衣の上衣や胴帯を収納できるサイズのポシェットへと早変わり。帯のたれ部分がバッグのフラップとなり、リボン付きのかわいらしいバッグとして持ち歩ける。この構造は実用新案登録済みで、同社の完全オリジナル商品。
装着方法にも工夫を凝らした。胴帯を巻いた後、作り帯を通して面ファスナーで固定するだけで帯結びが完成。帯結びに慣れていない初心者でも扱いやすく、着崩れしにくい。
製造は国内メーカーが担当し、日本製ならではの品質にもこだわった。フリーサイズ(ウェスト100cmくらいまで)で、カラーはオフホワイト、ピンクグレージュ、ラベンダーグレー、ネイビー、ワインレッドの全5色を用意。素材はポリエステル100%。価格は7700円(税込み)。和装通販サイト「京都きもの町」で取り扱う。








