まめ学

定年前活動を行っている人の割合は? 夫の定年後を気にする女性は約半数

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 定年後の人生を楽しむために、何か仕事の代わりになるものを──と考えている人は多いと思うが、いきなりは無理で、事前に準備をしておく必要があるのは言うまでもないだろう。まなびのマーケット「ストアカ」を運営するストリートアカデミー(東京)は敬老の日を前に、ストアカで学んでいる40代以上の既婚女性ユーザー594人を対象に「今から始める定年前活動」に関するアンケート調査を実施。WEBアンケートで9月2日から6日までの期間で行った。

 まず、「定年前活動」、いわゆる「定活」について、「知らない」と答えた女性が67%に達し、「言葉の意味や、何をするのか知っている」という人は7.7%にとどまるなど認知度が低いようだ。「聞いたことはあるが、内容はよく知らない」という人は25.3%で、実際に行っている人は極めて少数派のようだ。

 また、気になるのは夫の定年後だが、配偶者の老後の過ごし方に、金銭面以外の不安を感じるかとの問いには、「強く感じる/まあ感じる」と答えた人が約半数の50.5%となるなど、夫の定年後の過ごし方を気にしている女性が多い。そうした中、配偶者に「定年前活動」をしてもらいたいと思う女性は7割近くに達する。

 人生百年といわれる時代になって、老い先長い人生を楽しく過ごすために、その入り口で定活を夫に行って欲しい女性が結構多いことが今回の調査でわかった。