-消防士を演じるために、どんなことを準備しましたか。
毎日ジムで筋トレをしたり、サウナに入って体脂肪を落としたり、ささ身をめちゃくちゃ食べました(笑)。ささ身のおいしい作り方を調べるぐらい、家に帰っても毎日のようにささ身を食べましたし、腸腰筋をかなり鍛えました。ロープ登りのシーンは、相当な訓練をしないと登れなかったので、トレーニングをしていてよかったと思いました。
-消防士役を演じたことで、消防士という職業に対してイメージが変化したことは?
人の命を救うお仕事ってカッコいいなと思う半面、やっぱりすごく大変ですし、プレッシャーもあるだろうなと演じて思いました。本物の消防士さんはガタイもいいですし、数々の現場に行って、何百人もの命を救ってきた人たちは、本当にカッコいいなと感慨深かったです。
-小さい頃は、どんな職業に憧れていましたか。
小さい頃はショベルカーがすごく好きで、ショベルカーは「ゴーッ」「ジャーッ」いう音がするので、僕はショベルカーのことを「ゴージャー」と呼んでいたんです。あまり覚えていないのですが、そのショベルカーに僕がなりたかったというのは、祖父祖母から聞きました(笑)。
-映画は夏に公開されますが、見どころは?
宣伝ポスターに「女子共感度120パーセント!」と書いてあるぐらい、めちゃくちゃキュンキュンします。もう一つの醍醐味(だいごみ)として、消防士5人の関係性やチームワークだったり、「5人で人の命を助ける」という男のチームのカッコよさが描かれているので、胸キュンだけじゃなくて、“胸熱キュン”みたいなものも感じられると思います。女性はもちろん、男同士で見ても、熱い夏にぴったりの映画になっています。
(取材・文/小宮山あきの)