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バナナマン「日本のバラエティーは、元気で面白いんだぞと知らしめたい」 伝説の番組「風雲!たけし城」が世界配信で復活!【インタビュー】

-今回、番組に関わったことはお二人にとって、どんな経験になりましたか。新たに芽生えた野望があったら、聞かせてください。

日村 経験で言うと、もう半端ないでしょうね。今まで参加したあらゆるバラエティーの中で、ここまでの規模のものに参加したことがないですし、もう天井を見たんじゃないかなと思っています。

設楽 「おさむ城」をやりたいと言っていましたが、「たけし城」がシーズン1、2…と続く可能性が出てきたら、「たけし城」をいっぱいやってきたいなという野望は芽生えました。

-この番組をきっかけに“世界のバナナマン”に、という期待もありますか。

設楽 絶対ならないでしょう(笑)。でも世界配信ですもんね、なるかな?

日村 普段からこういう(ふん装の)2人って思われるってことですよね、これでやるしかない。

設楽 そうしたら宣材を撮り直しますよ。その方が海外の人にウケますよね。でも、毎回これ(かつら)で長時間だと、頭が痛くなっちゃうな(笑)。

-お二人は、日本のお笑いやバラエティーを海外に発信していきたいという思いはありますか。

設楽 日本のテレビのバラエティーは、元気で面白いものを作っているんだぞと知らしめたいですよね。当時の「たけし城」もいろんな国で放送されていたように、今回もいろんな人から「おまえ、見たぞ」と言われるようになったら、うれしいです。

-「たけし城」のほかにも、海外に発信したらいいなと感じている番組はありますか。

設楽 日本のバラエティー番組は構造的に優秀なものがたくさんあるんです。われわれはそういうものを見ていた世代なので、今後は昔の番組のリメークも増えるんじゃないかなと思います。「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」も復活したら芸人が喜びますし、言葉とか笑いの文化の壁を超えるものだったら、どんどん行けると思います。

日村 「ウルトラクイズ」は最高のエンターテインメントですから。やっぱりたけしさんってすごい方ですね。

(取材・文・写真/小宮山あきの)

バナナマンの設楽統(左)と日村勇紀