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堺市が市立学校の校長を公募 教員免許不問、企業などに在籍したままの出向も可

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堺市教育委員会 「令和5年度 堺市立学校 任期付校長募集」

 

 堺市教育委員会はこのほど、市立小・中学校の校長の公募を開始した。応募に教員免許は不要とし、民間企業などに在籍したままの勤務も可能にした。応募受付期間は9月16日午後5時まで。

 採用予定数は7人程度。すべての子どもたちの可能性を引き出すなど「新たな学校のあり方」の実現に向け、中学校区を構成する小・中学校(学校群)のリーダーとして活躍できる人材を求めている。任用期間は2023年4月1日から24年3月31日まで(任期付職員として任用)。勤務実績などにより1年ごとに任期を更新し、最長3年間(特に必要な場合は5年間)任用する場合もあるという。

 応募条件は、1960年4月2日から83年4月1日までの間に生まれ、研究・教育機関や行政機関、民間企業などでの管理職経験者やそれと同等以上の経験者。また学校教育や学校経営への高い識見と情熱を有する人など。選考は書類と面接で行う。面接は複数回実施する。

 選考された人には2023年1月1日から3月31日まで研修を実施する。研修期間中、副校長として学校に在籍し研修を受けることも可能。

 応募は電子申請のみ受け付ける。募集要項や申込書などの詳細は堺市ホームページを参照。