カルチャー

「大百科」で目指せ!おくすり博士 GE薬協が小学生向け動画公開

小学5年のきょうだいが薬について学んでいくおくすり大百科。
小学5年のきょうだいが薬について学んでいくおくすり大百科。

 薬という漢字の成り立ちは? 昔は薬をどのように作ったの? 薬にまつわる疑問を小学生向けに分かりやすく解説した動画「おくすり大百科~目指せ!おくすり博士~」を、日本ジェネリック製薬協会(GE薬協・東京)が制作した。YouTubeで10月19日から公開している。約20分間。

 小学生やその家族に、医薬品の歴史やジェネリック医薬品について、楽しみながら学んでもらおうという狙い。GE薬協は、小学生がプログラミングの腕を競う「全国選抜小学生プログラミング大会」(全国新聞社事業協議会主催、本年度の全国大会は2023年3月5日開催)を協賛しており、大会の独自展開企画として作った。

薬の漢字の成り立ちを説明。
薬の漢字の成り立ちを説明。

 小学5年生の双子のきょうだいが①「くすり」という漢字の成り立ちは? ②「くすり」の始まりは? ③世界の薬草事情は? ④昔の「くすり」の作り方は? ⑤「くすり」にかかわるえらい人は? ⑥「くすり」はどこで買う? ⑦ジェネリック医薬品ってなに?-について「おくすり博士」や薬の妖精「カプジ」「ゴックン」に教わりながら知識を得ていく内容になっている。

昔の薬の作り方を解説。
昔の薬の作り方を解説。

 例えば薬の始まりについては「昔の人たちは自然の草木を食べて暮らしており、日々の食事の中で体調を崩したり治したりを経験して、食べられるものと食べられないものが分かるようになったみたい」「いろんなものを食べてみて、そのあと起きる反応を見て学んでいたようだね」。ジェネリック医薬品についても、新薬と成分や効き目は同じだが値段が安いといった特徴を中心に紹介している。