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レシピだけでは伝わらない 人気料理家が解き明かす「おいしさの引き出し方」

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 料理家・フード&ワインプロデューサーの平野由希子氏が、フランスの料理、日本での日々の料理を経て見えてきたレシピを、自らの言葉で丁寧に解き明かした『ma cuisine おいしさの引き出し方』が、12月12日(火)に誠文堂新光社から発売される。著者のこれまでの集大成ともいえる1冊。

 料理家の科学する眼差しで、これまでの野菜料理、肉料理、揚げ物、魚料理で当たり前に続けられてきた料理法を細やかに検証。例えば、素材別に「じゃがいもの火入れは竹串がスッと通るまでではない」「葉野菜の茎と葉は別の野菜として使い分ける」「野菜料理の基本はオイル蒸し」「骨付きでない鶏肉は煮込まない」「切らずに揚げて旨みを閉じ込める」「梅と赤ワインで青魚を煮る」など。火入れや時間、テクニックなどで驚くほど変化する、レシピだけでは伝わらない“おいしさの引き出し方”を提案する。B5変判、240ページ、税込み4180円。

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